おすすめのバローロ モンプリヴァートは、どのようなワインなのでしょうか?探ってみましょう。

ジュゼッペ・マスカレッロによるバローロ モンプリヴァート

伝統派のバローロをつくる「ジュゼッペ・マスカレッロ」は1881年からワインづくりを続ける老舗ワイナリーです。
高品質なブドウを収穫するため、定期的にブドウの樹を取り除いて土を休ませ、十分な品質に達しないブドウはワインづくりに利用しません。
こちらのバローロ モンプリヴァートは、バローロでもトップクラスの畑、モンプリヴァートのブドウを使用しています。
約20,000円から数万円のお値段を覚悟する必要がある高級バローロです。

古典派バローロの造り手 ジュゼッペ・マスカレッロとは?

バローロ生産地域の外の、モンキエーロという小さな村にワイナリーは位置しています。
1881年、ジュゼッペ・マスカレッロ氏がモンフォルテ・ダルバにブドウ畑を購入したことがこのワイナリーの始まりでした。
2代目マウリツィオ・マスカレッロ氏は、1904年にカスティリオーネ・ファレットのモンプリヴァート地区で農場を購入し、バローロの生産を開始しました。
また、同時にその地域の信頼できるブドウ栽培業者から購入した、ドルチェットとバルベラのワインの生産も開始しました。
その後1985年にヴィッレーロ、1989年にサント・ステファノ・ディ・ペルノといった銘醸畑を購入し、現在は13ヘクタールのブドウ畑を所有しています。

1つの芸術品 

ジュゼッペ・マスカレッロの魅力の1つは、畑とブドウの状態に深いこだわりを持っているという点です。
畑の土壌を良好な状態に保つため、定期的にブドウの樹を引き抜き、土を入れ替え休ませています。
ブドウに関しては、若い内に房を間引き、ブドウをしっかりと完熟させ、1ヘクタール当りの収穫量を抑えて、手摘みで収穫します。
また、基準に達しないブドウを大胆に取り除き、高品質のブドウだけを使用します。
醸造に関しては「バローロには緩やかなリズムが必要」とマウロ氏が語るように、伝統的な方法でゆっくりと行われます。
セメントタンクとステンレスタンクで発酵して、20~25日間のマセラシオン。
温度管理をしながら発酵を進め、ブドウのエキス分をしっかりと抽出します。
発酵後は、スラヴォニアンオークの大樽で33~38ヵ月熟成させます。
ワインへの影響を少なくするために、60年以上使用の大樽を使用しています。
長期熟成を経たワインは、他の生産者に比べて1年遅くリリースされます。

伝統派の中でも際立ってユニークなスタイル

ワインは淡いルビー色をしており、香りは非常にデリケートながらも複雑なニュアンスを秘めています。
味わいも非常に繊細で、タンニンは緻密で良質な絹のようです。
余分なものを全て切り落として、テロワールのエッセンスだけを残したようなスタイルです。
その独自の味わいはバローロの「1つの完成品」「1つの芸術品」と例えられています。